たわいもないギニアのこと
HPを開設して、ブログをマメに書く予想もしていなかったのだけれど、
始めてみればFacebookよりずっと気楽に自分のことを書き留めることができるような気がしている。まぁ、今だけと思いますが・・・
以前、ギニアの村にいた時の出来事を4コマ漫画付きで書いて別のブログにあげていて(知ってる人はよく知っている)、それは今読んでも自分ではとっても面白いので、書くのは嫌いではないのだな。
ところで今日ふっと書きたかったたわいのないことは、アフリカの愛らしいアバウトさについて。
私の好きなギニアの1曲。
アフリカにはよくあるのだけれど、演奏にのってメンバー紹介みたいな歌が入ることがある。
「ムサのジェンベの音が聞こえる〜、マムドゥのドゥンドゥンの音が聞こえる〜」みたいなことだ。歌うのは女性が多く、歌はドンキリと呼ばれる。
その曲もそんな感じでドンキリの女性が9人程の名前を楽器名と共に軽やかに歌っているのだけれど、7人目辺りで、どうやら名前を忘れちゃったらしい。
「ジェンベフォー〇〇〜ラララララ(本当はラララじゃないけど笑)
ドゥヌンフォ〜〇〇〜ラララララ、
サンバンフォー・・・」
「・・・」
「・・・」
ここで、耳をよーくすますと、ミュージシャンが小さな声で
「サコ!サコ!」と言っている。
そして、やっと「サコ〜ラララララ♫」と歌が続く。
それがCDにそのまま入ってる!レコーディング、アバウトすぎる!
私は聴くたびにそれがおかしくて仕方がない。
実際私がギニアでレコーディングした時も、演奏中にドンキリに向かって「別の歌にして」とか言って、急に歌が変わったことがあった。
ケンケニなんてよく曲の終わりに音がはみ出しちゃってる。
クォリティーも完成度も高いCDも好きだけれど、
こんな村のCDも大好きです。
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